理窓会記念自然公園の歴史と地形
利根運河の近く、東京理科大学(野田キャンパス)に自然を観察できる公園があります。
理科大の同窓会「理窓会」の方々が大学創立100周年記念に広大で豊かな自然公園を建設し、
昭和55年(1980年)6月に開園されました。
園内には散策マップがあり、ゆっくり歩いて
1時間ほど自然を満喫できる約2.5kmのコースとなっています。
大学構内ですが公園内は一般の人も自由に散策できます。
マナーを守ってウォーキングを楽しみましょう。
【案内板の注意書き】
・公園内の植物を大切にしましょう。
・ゴミ、犬等の糞や毛玉は持ち帰りましょう。
・トイレは学生研修センターの右脇をご利用ください。
公園ができる前は東深井谷津と呼ばれる長谷津に谷津田がいくつも入り込む複雑な谷津地形をなし、台地にはアカマツを主体にコナラやクヌギなどが茂り、谷津や谷津田では稲作が行なわれていました。
谷津とは主に関東や東北地方の台地に特徴的な地形であり、
丘陵地が長い時間をかけて侵食されて出来た谷状の湿地です。
地域によって呼び名が異なり、千葉県では谷津(やつ)・谷津田(やつだ)、
神奈川県・東京都では谷戸(やと)、東北地方では谷地(やち)と 呼ばれています。
理窓会記念自然公園の見どころ
春は梅と桜、夏はヤマユリ、ハス池、ひょうたん池の睡蓮、秋は紅葉、
野鳥や水鳥、樹木など多くの植物や生き物、自然に出会うことができます。
理窓会記念自然公園の行き方と情報
【所在地】
〒270-0101 野田市山崎2641
【交通アクセス】
東武アーバンパークライン(東武野田線)
・運河駅から徒歩16分(1.3km)
・梅郷駅から徒歩42分(3.4km)
【駐車場】
なし。自転車は停めるスペースありますが
園内の乗り入れは止めた方がいいと思います。※自然を大切に
【その他・施設】
トイレは学生研修センターの右脇にあります。
【関連サイト】
・流山市観光協会