運河水辺公園と利根運河の歴史
明治12年(1879年)に来日したオランダ人技師のムルデルさんが設計と監督を務め、
民間企業の利根運河株式会社によって建設されました。
明治21年(1888年)に工事を始め、完成したのは明治23年(1890年)
利根運河ができる前は利根川と江戸川を行き来する舟は関宿まで向かう必要があり、
遠回りでしたが、開通によって到着時間が大幅に短縮され便利になりました。
野田市・流山市・柏市を流れる利根川と江戸川をつなぐ運河の全長は約8.5kmあります。
昭和61年(1986年)5月31日に流山市立運河水辺公園が開園、
平成 2年(1990年)6月 8日に『利根運河』に改称され、現在に至ります。
運河水辺公園の見どころ
運河水辺公園や利根運河沿いには約130本の桜(ソメイヨシノ)が植えられていて
毎年、春には満開の桜が咲き渡り、お花見を楽しむ人たちでにぎわいます。
新緑を迎え、5月には鯉のぼり、6月は紫陽花、9月は曼珠沙華など季節の風景と共に
ウォーキング、ジョギング、サイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
運河水辺公園の行き方と情報
【所在地】
〒270-0101 流山市東深井368-1
【交通アクセス】
東武アーバンパークライン(東武野田線)
・運河駅から徒歩6分~7分(550m)
・梅郷駅から徒歩32分(2.6km)
【駐車場】
なし。自転車は停めるスペースあり。
【その他・施設】
トイレ設備あり。
【関連サイト】
・流山市の公式ホームページ
・千葉県公式観光物産サイト
・流山市観光協会
・利根運河交流館
運河水辺公園で撮影された作品
ミステリと言う勿れ(2022年/ドラマ)
第4話で整が男と会話した場所。※ドラマでは東屋(あずまや)がありますが
実際には存在しません。スタッフさんが撮影用に仮設されたものです。
撮影シーンについて流山フィルムコミッションに詳細が記載されています。
となりのチカラ(2022年/ドラマ)
第2話でチカラが清江を見つけた橋。
※運河水辺公園から利根川方面へ進むと利根運河に架かる「ふれあい橋」があります。
(東武アーバンパークラインの隣です)